2010年 04月 19日
卒業旅行・5 天草へ
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2010年4月2日金曜日。
天草の夜は寒かった。



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(GoogleMapより)
金曜日の夕方に、長崎から天草へフェリーで渡った。
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船に70分ほど揺られていると、熊本県天草市の港に着く。
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「運がよければ船からイルカが見られます」
と言われていたけど、イルカなのか波なのか、そもそもいなかったのか、
よくわからなかった。
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天草の港に、余宮さんとお嬢様が迎えにきてくれていた。
船の上から大きく手を振ると、港の突端でnちゃんが大きく手をふってくれた。
海の上から再会の挨拶をするのは、とても愉快な気持ちだった。
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天草へはこれで3回目。
そんなに知っているわけではないのに、
海を見ているとなんだか懐かしい気持ちになる。
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あちこちに桜が咲いていた。

築140年の古民家の扉をくぐる。
「おじゃまします、お世話になります。」
 (ただいま、と言いたかったけど、それはいくらなんでもあつかましすぎる)
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「ご飯をみんなで作ろう、まず火をおこそう」
つめたい夜に、みんなが囲炉裏に集まる。
大きな大きな鉄の鍋にたくさんの美味しい物が煮えている。
暗い民家の中で炎を見ていると、おだやかな気持ちになってくる。
身体も心も浄化されていくようだ。
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おなかへったね。
おいしそうだね。
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余宮さんが焼いた器でご飯を食べる。
美味しいね、とても美味しいね。
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突然工房のほうで、目覚まし時計の大きな音が聞こえた。
乾かしていた器をしまう時間。
工房に足を踏み入れたとたん、
「ここはすごいとこだよ、すごいよ、僕なんかがいていいの?」
12歳の男の子は興奮を隠しきれずに眼を輝かせていた。
「明後日の朝に、ここで器を作らせてもらうんだよ」
「すごい、それはすごいよ」
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春まだ遠い天草の夜。
僕はちょっぴり日本酒を飲んだ。

(つづく)
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by moonisup | 2010-04-19 23:40 | travel


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