2010年 11月 25日
ある晴れた11月の朝、納品のため大手町へ。 この街を歩いている多くの人々は、身なりのきちんとしたビジネスマンばかり。 場違いな僕ースーツを着ていない・首からカメラをぶら下げている・中年1人ーを見る警官たちは、 職質すべきかどうか決めかねている。 クライアントのビルに行くと、入り口の警備員も警戒のようすを隠そうとしない。 納品が無事に終わり、丸ビル方面へ。 きれいな黄色い光の下に、4歳ぐらいの男の子を連れている、とても美しい女性がいた。 その男の子は、カールした金髪が美しくラファエロが描いた天使のようだった。 「Mom!」 と叫びながらその男の子は落ち葉とからまっていた。 「〜〜〜could you stop〜〜」 会話のすべてが聞こえたわけではないのだけど、 その女性はとてもやさしい笑みで子供に話しかけていた。 その光景、まわりにある大きなビル、ビジネスマン、 すべてが僕とはかけ離れた世界で、まぶしく感じた。 劣等感というものではなくて、自分がこの街のこの場所にいてはいけない気持ちになる。 色々なネガティブな感情が渦巻きそうになったので、その場から早く離れることにしたその時、 天使のような男の子が、 「うんこおならビ〜〜〜ム」 と叫んでその美しい母親に浣腸をダイレクトに決めた。 あまりの光景にびっくりしていると、さっきまできれいな英語で話しかけていた女性は、 「なにすんねん!ええかげんにしときい!」 とその男の子に逆に浣腸を決めていた。 まぶしい陽をあびて黄金色に輝く木々の下で。 二度びっくりした僕は、 隣の芝は青い、という英語がなんだったか思い出せずにいた。 :->
by moonisup
| 2010-11-25 23:55
| Tokyo
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