2011年 05月 25日
Keep on smiling, in Ishinomaki 06
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炊きだし現場は、力仕事です。
スタッフは誰もが頑張り屋さんばかりで、頭が下がります。

石巻炊きだしレポート・最終回。
この記事は2011年5月14日(土曜日)の話です。
被災地の情報は日々急激に変化していますので、
この記事の内容が現在の情報とは異なることを最初にお断りします。

5月14日 朝7:00 全体ミーティング。
・重機チームは、ユンボ2台を使って、海で転覆していた漁船を戻して、
 陸にあげて修理工場まで運んだとのこと。
・このセンターは9月までの契約で借りているけど7月の選挙で投票所になるので、
 一日だけ大量の資材荷物をどこかに運び出さないといけないこと。
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大街道小学校へ。
今日のメニューは、けんちん汁。
材料の半分は、大阪の八百屋さんチームが持ってきて下さったもの。
'でっちゃん' とは、野菜の話で盛り上がりました。
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最終日だったので、ずっとお世話になっていた自衛隊の曹長さんにご挨拶へ。
自衛隊の炊きだしは、石巻市からの要請がある限り続けるとのこと。
支援活動は、辞めどきがいつも難しい、
最終的に避難所の皆さんが自立しなければならないので。
でも今はまだまだそれどころではない。
様々な問題が山積みになっている。
炊きだし現場近くで、定食屋さんとかが営業を再開している。
そうなると我々の活動も営業妨害になってしまうおそれもある。
全員がその定食屋に行けるわけでもないのだけど。
ボランティアの在り方は、人の数だけ意見があり調整に難航すること。
そんな話をしました。

今回のことで、自衛隊に対する見方が変わった人はたくさんいると思います。
僕もその一人です。
その存在意義についての議論は続くのでしょうが、
被災地での活動は、本当に頼もしいものでした。
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避難所の体育館で物資配給を手伝っていたのは、平塚市職員のボランティアチームでした。
この数日で、日本中から集まっている警察官、消防隊、役所の人、たくさんの人を見かけました。
兵庫県の商業高校の生徒が団体できて、瓦礫撤去作業を手伝っていたりとか。
震災前の石巻市の人口は、約16万人。
まだまだ人の力が必要です。
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けんちん汁の完成。
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炊きだしに追われていると、荷物の整理までする時間がなく散らかります。
そんな現場を、八百屋さんチームは使いやすく仕分けして、本当に動きやすくなりました。
写真では見えませんが、野菜の鮮度、痛み具合別の仕分けまでも完璧に。

最後の炊きだしが終わり、沼田さんの車で仙台駅まで送っていただきました。
仙台駅に戻ると、多くの店が営業再開していて食べ物はなんでも買えます。
わずか70kmの距離なのですが、別の国みたいでした。
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この6日間頑張ることができたのは、すばらしい仲間たちがいたからで、
一人で何かできることはなく、組織の力というのを思い知りました。
右往左往していた僕を支え手助けして下さったすべての方に、心より感謝です。

辛い話も多く見聞きしたのですが、あえて書きませんでした。
また僕は炊き出し現場以外を知りません。
海で活動している重機チームも、日々大変な苦労をしています。
ご興味ある方は是非このレポートをご覧下さい、読んでいて男泣きしました。

石巻炊きだしレポートはこれで終わります。
長い間おつきあいただきありがとうございました。
あと、今後ボランティアに行かれる人のためのガイド記事と、
義援金募集の記事、あわせて二つを、後日に書きます。
それが終われば、通常の、「今夜もeat it」に戻ります。
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by moonisup | 2011-05-25 21:35 | volunteer


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