2011年 06月 21日
Let's move forward, Ishinomaki! 04
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カヌーチームの精鋭達、牡鹿半島・小淵浜に集結。

この記事は2011年6月10日の話です。
被災地の情報は日々急激に変化していますので、
この記事の内容が現在の情報とは異なることを最初にお断りします。
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今回は、十三浜、牡鹿、湊、牡鹿、と毎日違う現場なので、
毎回調理機材と食材確認が大変ですが、
臨機応変な対応が求められるのは被災地の常。

ここ牡鹿半島・小淵浜では、漁業を再開させるために、
浜をきれいにするプロジェクトがすすめられています。
この日は、ここで汗を流している人たちへの炊き出しです。
彼らは過酷な労働をしているのですが、お昼は期限切れのパン一つとか、
よくてカップ麺、ない場合は飯抜きで日々頑張っています。
炊き出しは、50食分、すぎさん、こくちゃん、僕の3人で調理。
炊き込みご飯とサラダは、お二人にまかせて、
僕はシーフードトマトスープ作りに専念。
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コーヒーも用意しているので、地元漁師さんたちも休憩に訪れます。
「このトマトうめえ」
「さいたまから送られてきたんですよ」
「もひとつくれ」
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タマネギをじっくり炒めて、
水と野菜を入れて、
シーフードミックス(仙台で買った10kg)を投入。
トマト一箱半を、カットしたあとに、手でにぎりつぶしながら投入。
コンソメとバジル、塩で味付け。
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沖の防波堤で作業している人に、おっきな声で、
「ごはんできましたよー」
と叫ぶと、カヌーに乗って戻ってきます。
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海にはロープや網が散乱してスクリュー船が使えないので、
カヌーが大活躍。瓦礫を積み込んで運搬しています。
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海に潜って、絡まっている網を外す人も。
本当にお疲れ様です。
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おかわりもあるので、たくさん召し上がって下さい。
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誰ですか、検尿カップって言っているのは(笑)
コーヒー用の紙コップは名前を書いて、何度も使います、
なるべくゴミを出さないように。
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ここで動いている人は、アウトドア慣れしている方が多く、
食器持参の人もいて助かります。
四万十塾のジョンさんも、その一人。
マイ器が、四万十の銘木で作られた漆塗り!、かっこいいー。
木の器が好きなので、垂涎ものでした。
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海の清掃作業は本当に大変です。
転覆したままの船がまだまだあります。
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「ごっさんです!」
「ごちそうさま!」
元気のいい挨拶をいただくと、本当に嬉しくて、作りがいがあります。
おかわりもたくさんしてもらえました。
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匠さんがカヌーで、沖の防波堤まで連れて行って下さいました。
人生初カヌー。
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「たたみ、おもいっす!」
水を含んでいますからね、持ち上げるのに相当苦労されていました。
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「瓦礫(がれき)」という言い方も、被災者の方には複雑な思いだそうです。
知らない人間が見ればゴミにしか見えなくても、
この中にはお宝(漁の道具)もたくさんあるので、なるべく分別しています。
地道で根気のいる作業です。
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女性スタッフもいます。
重い物を運ぶのではなく、
複雑にからまった網やロープをほどいたり、分別したりする作業に大活躍。
そして、片付け作業している漁師さんの奥さんと話し相手になったり、
被災者の方からお話しをうかがうのも、大事なことで、
「オス!なんでも運びますオス!」
なマッチョ男性には話しづらいことも、女性同士だと円滑にすすむそうです。
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海の上をすいー、すいー、と進むカヌー、なんて気持ちがいいのでしょう。
このカヌーチームは、全国にいるネイチャーガイドさんだったり、
カヌー教室の先生だったりします。
震災がなければ美しい海だったのでしょう、
ここでのんびりとバーベキューとかしたいなぁ、と思いました。
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でも、まだまだ、それは先のことになりそうです。

(つづく)

by moonisup | 2011-06-21 11:50 | volunteer


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