2011年 10月 05日
The sky is blue 06 今後について 
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湊中学の校庭に、避難所の方が8月に植樹しました。
「半年も住んだ校舎だからね、記念にね。
 この木が育つのかどうかわからんけどね」
青空の下、桜の若木がまっすぐに立っていました。
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石巻にいるボランティア仲間は、現在新たな活動を広げています。
 仮設住宅で自動車を共用する、カーシェアリング運動。
 雇用を生み出すための食堂の開設、
 仮設住宅での手仕事支援プロジェクト、
等々。
この他にも、市内から離れたエリアで、いまだに瓦礫撤去の重機チームが活動しています。
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半年がたち、避難所から仮設トイレが撤去されていきます。

9月8日の頃には、石巻市内での緊急活動は、終息にむかっていて、
センターでの話題は、和歌山水害支援について、が多くなっていました。
また、いつか来るかもしれない東海地震、関東地震にそなえて、
資材などの備蓄場所を中部地方などに移すべきだという意見もありました。
大量の資材をいつまでも東北だけに置いておくわけにもいきません。
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この5ヶ月間の活動で学んだことは、
復興ボランティアには大きな組織力が必要で、一人で出来ることは少ないということでした。
震災直後に一番頼りになったのは、巨大な組織力を発揮した自衛隊です。
炊き出しも一人の力ではできません。

そして、ボランティアにはお金も時間もかかります。
自分自身の生活も仕事もあるなかで、今後、どこまで関わるのか。
仲間の誰もが自問自答していることです。
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リーダーの吉村さんは、神戸震災の時、最後の仮設住宅の1軒がなくまるまで、
13年間も現地で活動したそうです。
気の遠くなる話でした。
その時とは事情が色々と違うので、今回はそこまではしないとおっしゃっていましたが、
それでも最低2年間、2013年3月11日までは支援を続ける予定だそうです。
(この期間は確定ではなく状況により変動します)

彼は決してまわりに強要しません。
「無理しないでいいから、できる時にまた来てね」
彼はいつでもチェンソー片手に自らが先陣をきって現場に向かいます。
だからこそ、みんながついて行くのでしょう。
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10月に入り寒くなってきました。
朝ミーティングに集まるメンバーには、
ダウンジャケットを着ている人もいるそうです。
仮設住宅は急ぎの工事だったからか、すきま風が吹き込むとこもあり、
断熱材などで塞いでいるそうです。
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これからは、被災地の人々の力が試される時だと思います。
ボランティアリーダー達がずっと言い続けてきた、自立支援。
経済復興を頑張るということです。
簡単なことではなくて、牡鹿半島の漁船だけで100億円以上が破損していて、
代わりの船は簡単には集まりません。
それでも、今がチャンスでもあります。
石巻、東北の名を、日本全国に世界に、いい意味で広めるチャンスです。
(口で言うのは簡単で、実際に行動するのが大変なことも理解しています。)
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とある高校の脇、広大な敷地は瓦礫の集積所になっています。
大量のゴミは、宮城県内の処理場だけで処分できる量ではありません。
半年がすぎてようやく東京都が東北のゴミ処分受け入れを手助けすることになりました。
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さて、震災から半年がすぎて「第一章」が終わりました。
避難所が解散して仮設住宅へ、「第二章」が始まります。
ボランティアセンターも移転しました。
とある現場で拾われたこの猫も、里親が見つかりました。

僕自身が今後被災地とどのように関わっていくのかは、現時点で未定です。
アイデアなどはいくつかあります。
僕一人の力でできることではないので、
その時はまた皆さんにお力をお願いすることになると思います、
どうぞよろしくお願いいたします。

今まで応援・支援して下さった皆様、一緒に活動した仲間達、
現地でかかわったすべての方、そして自分の家族に。
心より、ありがとうございました。

(9月の報告これで終わります)

by moonisup | 2011-10-05 15:46 | volunteer


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