2004年 12月 22日
JOE STRUMMER ジョー・ストラマー shindouxxxさんの記事のトラックバックです。 本日はザ・クラッシュのリーダー、ジョー・ストラマーの命日です。 (食べ物話は今日はないです。以下、興味のある方だけどうぞ) クラッシュは僕が初めてみた外国のバンドです。 22年前、中学三年生の冬、新宿で徹夜で並んでチケットを買いました。 (チケットぴあもない時代です) 「パンクは音楽ではない。生き方のことだ」 「月に手を伸ばせ。たとえ届かなくても」 ジョー・ストラマーの言葉、歌詞には、たくさん励まされています。 今でも、辛い時や落ち込んでいるときは、クラッシュ巡礼と言って、 一日朝から連続で、全アルバムを聴いたりしています。 ジョー・ストラマーがクラッシュを結成する前。 ロンドンにラモーンズがやってきました。 終演後、ジョーは緊張しながら楽屋を訪ねました。 「あ、オレ、ジョーって言います。ライブよかったです。 オレもバンドやってるんですけど、まだ下手糞で、 うまく人前で演奏できなくて、」 「馬鹿かお前は?」 ジョーイ・ラモーンは、ジョー・ストラマーに言いました。 「馬鹿かお前は、なんで上手く演奏しなきゃいけねぇんだよ、 おれたちはパンクやってんだ、パンク、音楽やってんじゃねぇんだよ、 パンクなんだよ! うまくなるのまってたら、お前、ジジイになっちまうぞ!」 クラッシュ解散後、ジョーのソロライブも見に行きました。 赤坂ブリッツで、ダイブしている観客に向かって、 「おい、おまえ、後ろの奴をみろ、気をつけろ、お前だけが楽しむな」 と言いました。この男の子は英語がわからなかったのか、 喜んでさらにダイブを続けました。 「NO !」 ジョーは絶叫しました。 2002年10月1日、都民の日。 戦後最大と言われる台風が東京を直撃しました。 それでも僕は新宿リキッドルームに行きました。 ジョー・ストラマーのソロライブを観るために。 レゲエナンバーをたくさん演奏してくれました。 そして、ジョーは調子が悪く、何回も座り込んでいました。 後半は座りながら歌っていました。 その2ヶ月後。ロンドンで。 犬の散歩から戻ってイスに座ったジョーは、 そのまま永遠の眠りにつきました。 今はクラッシュも一部でブームで、若い人も聴いてるようです。 数年前、パンクなんかが下火だったころ、新宿タワレコのワゴンセールに、「ロンドンコーリング」が、一枚たったの1000円で売っていました。 僕はとても頭にきて、そこのワゴンに入っていたCD12枚全て買いました。 そして、名刺代わりに人に配って歩きました。 「わたくし、こういうものです」
by moonisup
| 2004-12-22 16:51
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