2005年 03月 24日
「夜のカフェテラス」フィンセント・ファン・ゴッホ
 昨日、竹橋の近代美術館で、ゴッホ展を観てきました。
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 初めてゴッホを見たのは小学生の時。
母に連れていかれた、上野の美術館で。
たくさんの人で、背の低かった僕には、何も見えませんでした。
後ろの方から、点描の絵を遠くに見た記憶があります。
帰宅してから、母が絵の具を使って、点描の原理を教えてくれました。
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 高校の帰り途中、麻布・霞町にあったペンタックスギャラリーへ、
写真展をよく見に行っていました。
六本木の駅から坂を下ってギャラリーへ行く途中に、小さな画廊があり、
そこのショーウインドウに「夜のカフェテラス」の模写が、
ひっそりと飾ってありました。
僕は、初めてみたこの絵に、とても深くすいこまれました。
説明書きはなくて、ゴッホなのかなあ、と思って、じっと見つめていたら、
画廊の中から女性が出てきて、「お入りなさい」と言われました。
「ゴッホ好きなの?」
「やっぱりゴッホですか」
「知らないで見てたの?」
と、笑われました。
20年前、カフェオレをご馳走になったこの画廊は、今はもうありません。
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 大学生の時、外苑のon Sundaysで、
「夜のカフェテラス」のポストカードを買いました。
そのカードは今でも、机の前に飾ってあります。
憧れの絵、憧れの場所、憧れのシチュエーション、憧れの色、です。
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 今回初めて、実物を見てきました。
絵の具の盛り上がり、色彩の鮮やかさ、質感、空気、夜の薫り、
本当に素晴らしかったです。
夜のカフェに、ぐいっとひきこまれるようでした。
この絵の中に入ってしまったら、もう二度と戻れない気がしましたけど、
そうなってしまうのもいいなあ、とあらがいがたい魅力を堪能しました。
この絵のモチーフは、永遠の憧れです。

写真は、会場で購入した、ポストカード、一筆箋、ケーキBOX。
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by moonisup | 2005-03-24 23:01 | tea


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