2005年 06月 09日
江國香織
大好きな作家の一人、江國香織。
新刊が出ると、迷わず購入して読みます。
恋愛小説、詩、エッセイ、童話、すべて好きです。

たくさんの魅力があるのですが、何よりも巧みな文章が好きです。
江國香織の作品からは、音、匂い、温度、湿度が感じられます。
父・江國滋ゆずりのシニカルで的確な日本語の体力。
読んでいて、くらくらと、その言葉の魔力に吸い込まれていきます。
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 江國香織のファンの間で、あまり話題にあがることのないエッセイ、
「雨はコーラがのめない」
犬を飼っているか、紹介されている音楽の半分以上を知らないと、
つまらない本かもしれません。
僕は犬を飼ったことがないので、音楽の話に共感を覚えました。
 もちろん、江國香織の真骨頂は、小説にあるのだけれど、僕はこの本が大好きです。
江國香織の小説を読むと、
「人生は額縁にいれて飾るものではない」と勇気を与えられます。
この本を読むと、「孤独と楽しくつきあう時間」に、勇気を与えられます。
孤独と寂しさは違うものです。
僕は寂しさの前には、なす術がないのですが、
本と音楽があれば、孤独は、微笑みとともにやり過ごすこともできます。
たまに、ですけどね。
さびしがり屋なので、孤独も寂しさも、苦手ですけど(笑)
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by moonisup | 2005-06-09 21:33 | books


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