2017年 03月 15日
「“いいね”を多くもらえる写真とそうでない写真は、どんな違いがあるのかな?」 「共感が得られるかどうかだよね」 「きれいな花の写真より、たとえば、テーブルに牛乳こぼしちゃったとかのが“いいね”多いね」 「きれいな夕日の写真も、たまにだといいけど、毎日同じだと飽きられるね」 「刺激が必要なのかな、アイデアとか」 「でも、すごい景色、すごい食べ物、すごい何とかは、続かないよね」 「おいしい店とか、素敵なコーディネート例とかは、“いいね”が多いみたい」 「それは写真というか、有益な情報に対する“いいね”だよね。 情報を毎日集めるのも、いつか限界がきそうだよ」 「写真そのものの良さということ?」 「そもそも、“いい写真”って何だろうね」 「うーん、なんだろうね。 写真学校で習う写真やコンテストで評価されるものと、 snsで人気の写真は違うみたいだね」 カメラ雑誌のコンテストとかだと、 例えば、夕日写真の応募がたくさんあります。 すると、審査員も見飽きてしまうので、 ありきたりの夕日写真が選ばれることは少なくなります。 写真学校では、技術だけでなく、 テーマについても厳しく言われます。 上のような夕日の写真は、 誰でも撮れるし、深いテーマがあるわけではないので、 写真学校ではあまり評価されません。 作者の意図とか、 その写真が社会的にどんな意義があるかとかまで問われることがあります。 さらに構図や表現技術なども大切です。 写真学校の指導のもと作られた作品は、 素晴らしいものが多いのですが、 でも、一般受けするものとは離れる場合が少なからずあります。 難解なアーティスティックな写真は、 必ずしも多くの支持を得られるわけではありません。 リチャード・プリンスという世界的に有名なアーティストがいます。 写真作品が世界で初めて1億円を超えた作家です。 このリンクの作品です。 この写真が1億円、わからないですよね(笑) でも、もちろん明確な理由があります。 アート市場においては、大変な価値のある写真です。 「写真の価値ってなんだろうね」 (つづく) 注:写真学校で習う内容は、コースによりカリキュラムが異なり、大学、専門学校でも、 また内容は異なります。
by moonisup
| 2017-03-15 22:07
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