2006年 10月 24日
という相談を最近、よく聞きます。 まあ、何でもいいと思います、最近はどれも大差ないです。 10万円と20万円の機種だと違いますが、同じ価格帯であれば、 どこのメーカーもほぼ横並びです。 厳密に言えば機能の差はありますが、写真を撮るという基本性能は一緒。 持った感じ、好みのデザインなどで選んでいいと思います。 大事なのはレンズ選びです。 レンズの種類は本当にたくさんあって、 スポーツを撮るのか(望遠レンズ) 広い風景を撮るのか(広角レンズ) 花の接写を撮るのか(マクロレンズ) と、何を撮るかによって、異なります。 このブログへの質問なので、料理写真を撮るのに最適なレンズ、 ということで、説明してみます。 あくまでも私的意見なので、参考程度に。 35ミリ マクロ60ミリ マクロ105ミリ この3本は、ニコンですが、 似たようなレンズが他社にもあります。 (注・この写真のようにレンズを置くのは実際はよくないです) カタログに必ず書かれています。 (各メーカー、サイトで確認できます) この距離は、レンズ面から被写体の距離ではなくて、 フィルム面(現在はCCDなどの記録面)からの距離です。 この最短撮影距離より近いところには、ピントを合わせることができません。 人間も、文庫本を目の前1センチに持ってきたら、ピントがあわないのと一緒。 この最短撮影距離が、40センチ以上のレンズは、あまり料理写真には適しません。 (撮れないことはないけど、使いにくいです) 実際の作例です。 あまり意味ないですが(笑) 料理撮影で、マクロレンズを使い、最短撮影距離までよることは、 あまりないです。 紅茶の撮影で茶葉のアップとか。 定規で見ましょう。 このように、2本のマクロレンズは、かなりの近接撮影ができます。 花弁などを撮るのに適しているレンズです。 さて、接写すればいいというものでもないですね。 たとえば、料理一皿を撮影する時に、適したレンズはどれでしょう。 これは24センチのお皿です。 35ミリレンズでは51センチ離れます。 もしレストランでお皿を撮ろうとして、105ミリしかなかったら、 イスの上に乗るか、席を立って後ろにずっと下がらないと無理です。 ほとんどが、35ミリレンズで撮影しています。 理由は、 1.必要充分の距離に近寄ることができる 2.軽い 3.皿全景を撮るのにも、あまり後ろに下がらなくてすむ。 注意点を一つ。 レンズは、他社製品との互換性がありません。 ニコンのレンズはニコンボディでしか使えません。 キャノンはキャノンボディのみ。 (アダプターを使うなどの例外はあります) なので、最初にキャノンでそろえてから、他社製品に買い換えるときは、 レンズもすべて最初からそろえることになります。 なので、最初のメーカー選びは、そのことも考えてください。 コンパクトデジカメから一眼レフに買い換えると、 最初はその重量でおどろきます。 写真を撮っている時はいいのですが、電車で毎日持ち歩ける人は、なかなか少ないです。 最新機種も、3年もたてば下取り価格ゼロなので、 使いつぶすつもりで、たくさんたくさん撮って下さい。 なので、毎日使うのに、手頃な大きさ、飽きないデザインというのも、重要です。 繰り返しですが、料理写真を撮る予定の方は、買う予定のレンズの「最短撮影距離」を 調べてみて下さい。 デジタル一眼は、後のピントをぼかす、こんな写真を撮るのが、コンパクトカメラよりも、とても楽です。 それもまた、レンズ選びから。 :->
by moonisup
| 2006-10-24 22:10
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