2007年 05月 16日
運動会の撮り方
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運動会の撮り方について。




最初に。
運動会を撮るからと言って、無理に望遠レンズを買う必要はありません。
年に1回しか使わない機材に、無駄な投資は控えましょう。
手持ちの機材でも工夫しだいで撮れます。
レンズは使わないで保管しておくと腐りますので、
出番の少ないレンズ管理にはご注意。

さて、運動会で難しいのは、徒競走ですね。
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撮影場所がとても重要です。
これは、低学年用、直線レイアウト
 1・3のスタート地点と真ん中を狙う場所
 2のゴール付近からスタート方向を狙う場所
1・3の場合は、スタート前の表情や、スタートの瞬間が撮れます。
さらにコース真ん中付近を横の流れで、連続撮影できます。
僕は例年、コースの真横、3の位置から撮影しています。
場所取りとピントが比較的楽だから。
スタートから中盤までが勝負で、ゴール付近は背中向きの写真になります。
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とにかく連写設定でシャッター押しっぱなし、たくさん撮りましょう。

2のゴール付近。
ここは場所取りが大変です。
しかも、スタートからゴールまで、どんどん近づいてくるので、
ズームレンズでもフレーミングが難しく、
オートフォーカスを駆使しても、ピントあわせも難しいです。
それでもゴールの瞬間を真っ正面から撮りたい方は、
ここでしょうか。
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このゴール付近の場所で撮る場合は、オートフォーカスのモードを、
「AF-C コンテイニュアス」にしましょう。
'動いている被写体を自動的にオートフォーカスが追い続けます'
と、カタログには書いてあるけど、
まあ、一度フォーカスエリアからはずれると駄目ですね。
100パーセントではないです。
徒競走の距離にもよりますが、10秒から20秒、30秒もないでしょう。
その間でベストのショットを撮るのは、運が大事。
スタートからゴールまでは、連写モードにして、
ずっとシャッターを押しっぱなしで、ひたすら撮ります。
D40の場合、1秒で2.5枚撮れますので、ずっと押しっぱなしの場合、
10秒なら25枚撮れます。多分1枚ぐらいはいい表情がある筈。
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「ノイズ除去」「ノイズリダクション」
などの機能(メーカによって言い方は異なる)をオフにします。
これがオンだと、連続撮影速度が遅くなります。

これはゴール付近で撮った写真です。
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保育園時代の写真で、走る速度も遅かったのですが、
この時ですら、ピントあわせに苦労しまして。
結局オートフォーカスではなく、マニュアルフォーカスにして、
ピントをゴールテープ付近に固定。
そして、ゴールに近づいてきたら、シャッター押しっぱなしで撮影しました。

自分の子供の出番前の児童もたくさん撮って、
走る流れをカメラで追う練習をしておきましょう。
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さて、高学年のカーブのあるコース。
これも、
 1.スタート
 2.直線とカーブ
 3.カーブと直線
 4.最後の直線とゴール
どこを撮るかを考えましょう。
僕は3の場所から左側の最終カーブを狙います。
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身体が傾いているだけで、走っている臨場感がでます。
オートフォーカスよりも、マニュアルフォーカスが便利です。
ピントをあらかじめ、カーブのどこか一カ所にあわせておき、
選手が走ってくるのを待ちます。
この写真の場合、2個目の赤い玉の付近にピントをあわせています。
そして、その前から選手が近づいてきたら、ずっと連続撮影モードで、
シャッターを押しっぱなしにします。
運がよければ、ピントのあっている、いい表情の写真が撮れます。
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ピントがあっていても他の選手の影になる場合もあるし、
ベストの表情にならないかもしれないし、運任せです。

シャッター速度ですが、高速に設定すると、
まったくぶれない静止画像になってしまいます。
ある程度シャッター速度を遅くして、多少ぶらした方が、迫力がでます。
そしてそのシャッター速度は、レンズ、被写体との距離、選手の走る速度などで、
全部異なります。
たくさんの選手を撮って、慣れるしかないです。
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真横に走る選手は、シャッターを遅くして走る速度にあわせてカメラを動かします。
そうすると、選手はぶれずに、背景だけが流れて、かっこいい写真になります。
鉄道写真やモータースポーツ写真でよく見る手法で、流し撮りと言います。
でもこれは難しいので、
望遠で目一杯のフレームに収めないで、ひきぎみに撮って、
後でトリミングしています。
なので撮影画像サイズはLに設定。

動いているもの撮るのは、難しいのです。
上手な人は日頃から練習されています、道路で車を撮ったり、
駅のホームで電車を撮ったり。
フレーム、タイミング、ピント、とても難しいです。
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運動会は、かけっこだけではなくて、
生徒が作った飾り付け、ダンスの衣装などもあります。
今時はとてもカラフルできれいです。
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得点ボードだって、入場門だって、パンフレットだって、
みんな手作りです。そういうところにも目を向けましょう。
先生やPTAのボランティアの人々が、一生懸命作ったもの、
目に見えないものもあります。
カメラで、ずっとフィールド内を撮るだけではなくて、
5年後10年後にその写真を見たときに、
色々な話ができる写真が撮れるといいですね。
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by moonisup | 2007-05-16 22:30 | camera


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