2007年 09月 28日
月既不解飲
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「月を撮るコツについて」という質問を、メールフォームからいただきました。



20年前、僕に写真を教えて下さった師匠が、天文部出身の方だったので、
色々な星の話を聞いたのですが、興味なかったので頭わるかったので、
ほとんど忘れてしまいました。
一つ覚えているのは、天体の動きはとても速いということ。
夜だからと三脚で構えてスローシャッターだと、被写体ブレをおこすのです。
月の場合は、1/250以上で、と教わりました。

上の月の写真は、D40レンズキットで撮ったものです。
三脚も使っていません。ご質問いただいた方と、ほぼ同機材で撮りました。

設定 
jpg Fine(最高画質) 
Lサイズ(最大サイズ 600万画素なので3008×2000ピクセル)
露出をMモードにして、シャッターを1/250 絞りをF8で固定。
ピントは、マニュアルフォーカスにする。
ズームレンズの最大望遠側(これは55ミリ)
ベランダの手すりに両肘をついて、カメラをしっかりとホールド。
(参考記事)
ピントをていねいにあわせてから、ブレないようにシャッターを押す。
液晶で確認して、明るすぎたり暗すぎたりしたら、
シャッターや絞りではなくて、ISO感度を変更させて調整。
(感度を200,400,800,1600と撮りわけて、これは200を採用)

撮影後にPCでブレとピントを確認。
よいと思われるものを、フォトショップで、
 トリミング、明るさ調整、黄色を少しのせて、彩度を少し上げる。
 シャープネスをかける。
こんなふうにして撮ったのが、上の写真です。
D40レンズキットという、ニコンでは一番安い一眼デジカメだと、こんなものです。

さて、月の写真って、どこまで撮るのでしょうか。
天体観測が趣味の方だったら、望遠レンズか天体望遠鏡にカメラをつけるのでしょう。
クレーターまではっきりと写すとかには、たくさんの専門的なコツがあるでしょうね。
でも、天体ファンでなければ、そこまでしなくてもいいですよね(笑)
百科事典みれば、きれいな月の写真が載っていますから。
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中国最強の詩人・李白は、放浪の人生でした。
行く先々で夜に酒を飲み、月を眺めて、たくさんの詩を詠んだのです。
李白の詩には、月という言葉がたくさんでてきます。
なんか、それでいい気がします。
月は、酔っ払って眺めるものかなと(笑)

構図の話を記事にしたら、たくさんのコメントを頂き、ありがたく、また驚いています。
だらだらと長くわかりにくい記事で、しかも面倒な話でしたね。
自分で書いておいて何ですが、いつもあんなふうにして写真を撮っていたら、
疲れてしまうかもしれませんね。

コメントを下さった皆さん、とても真面目に写真にとりくんでいて。
皆さんのブログ拝見すると、素敵な写真ばかりでした。
日本人はとても写真の好きな、そして上手な民族です。
写真発祥の国でもないのに、こんなにカメラメーカーがたくさんあって。
写真の雑誌や本もたくさんあります。
フリッカーとかで写真を見ると、日本人の写真はとてもきれいです。
まっすぐな。

あんまり難しく考えると、楽しくなくなって、長続きしなくなっちゃいますね。
もっと気楽に考えないとね。
誰もが月のクレーターの写真を撮る必要はないのです。
クレーターが写っていなくても、月を表現することはできると思うので。
ああ、また、表現だなんて。
カメラで遊ぶ、ですね。
よい週末を。
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by moonisup | 2007-09-28 23:30 | camera


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