2007年 10月 05日
食べ物系ブロガーのための、ライトルーム現像例
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アドビ フォトショップ ライトルームの現像方法(色補正)について、質問があったので記事にしてみます。
写真の補正方法は、無限の方法があり、絶対の正解などはありません。
作者の意図をどう反映させるかが重要であり、以下に書く方法は、
 1 食べ物系ブロガー
 2 撮った写真の簡単な補正
 3 初心者向き
です。
方法論の一つとして、ご参考までに。



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このスコーンの写真を補正します。
これは窓辺の自然光で曇りの日に撮っていて、正確な色になっていません。
最初に、ホワイトバランスを設定します。
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現像パネルの右上に、スポイトマークがあります。
これをクリックすると、カーソルがスポイトのアイコンになります。
それで、写真の中の白であろう部分をクリックします。
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こんなパネルが表示されますので、ゆっくり選んでクリックして下さい。
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右が補正後。
またこの段階ではわかりにくいのですが、ホワイトバランスが補正されました。
このような比較画面にすると作業がわかりやすいです。
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写真の左下のボタンをクリックして、切り替えて下さい。
比較は、左右、上下、ハーフ重なりと、切り替えできます。
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次に、明るさを補正します。
露光量というスライダーを、右に移動して下さい。
写真を見ながら、ゆっくりと。何度でも再補正できます。
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次に補助光というのを動かします。
これはレフ板をあてたような効果、暗い部分だけを明るくします。
ハイライトなど明るい部分には影響しません。
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最後に、自然な彩度を動かします。
これで、浅い色の写真が、色鮮やかになります。
あまりかけすぎると、崩れる色もあるので、ほどほどに。
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この写真は、こんな作業でした。
 1 ホワイトバランス
 2 露光量(全体の明るさ)
 3 補助光効果(暗い部分だけを明るく)
 4自然な彩度(色を鮮やかに)
この順番通りの作業でなくても大丈夫です。
そして、左側のメニューの文字(露光量など)をダブルクリックすると0に戻ります。
全体を見て、「補助光だけを再補正したい」と思ったら、そこだけ戻ることが可能。
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左パネルをだすと、補正の履歴が表示されますので、どこにでも戻れます。
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次に白テーブルに白い皿。
これは難しい撮影で、色かぶりが目立ちやすいです。
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色温度、全体の明るさを補正した後に、ハイライトが真っ白になりすぎないように、
白とび軽減というのも操作しています。
こんな感じで5つの作業をしています。
1のホワイトバランスは、皿や明るさによって、全然違う色味に写るでしょう。
目で判断して、青っぽかったり、黄色ぽかったりしたら、
色温度スライダーを、左右に動かして変化の具合を判断して下さい。
必ずしも、ニュートラルのホワイトバランスがいいというわけでもないです。
若干青かぶりのほうが、きれいな白に見える皿もあります(その逆も)
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ここまで濁ったアンダーの写真を補正できるでしょうか。
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これが限界かな。
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派手に黄色かぶりしていたので、色温度は青方向に21も動かしています。
露光量も+1以上に。
補助光も20
と、派手に持ち上げています。
あまり強い補正をかけると、ノイズがでたりの弊害もありますので、
全体のバランスを見ながら操作して下さい。
やはり、撮影時のに適正露出で撮った写真がいいようです。
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すべての写真に、白いものが写っているとは限りません。
こんな写真の場合は
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ホワイトバランスは後回しで、露光量、補助光、彩度を先に作業してみます。
その後で、青いと感じたら、色温度スライダーを右に、
黄色いと感じたら、色温度スライダーを左に補正します。
この写真の場合は、自然光で撮っていて雰囲気重視にしました。
なので、ホワイトバランスは動かしていません。
どの補正もそうですが、こうしなさい、はないのです。
撮影者が、何をどう表現したいかですから、お好みで。
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最後に、白皿の上のパスタを補正します。
最初はホワイトバランスですね。
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お皿の模様が消えるほど白くしないように、と気をつけました。
でも、皿はどうでもよくて、パスタだけが主役なら、派手に明るくしてもいいと思います。
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こんな感じ。
ホワイトバランスは、黄色かぶりしていたので青方向に17
それだけだと緑が強かったので、赤方向にも6
露光量だけでもよかったのですが、海老の影がちょっと気になったので、
補助光を3(あまり影響ないかも(笑))
彩度を15あげて完成。
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今日の画像はすべてキャプチャー画像なので、クリアーでないかもしれません、
説明のためということでご容赦。

撮影した段階で、派手に白飛びしているものは、ライトルームでもなおせません。
真っ白い部分はデータ上0なのです。
0はどう演算しても0です。

撮影する時に、カメラの露出を何段階かにわけて撮るといいと思います。
露出補正機能で、0 0.3 0.7 1.0とか。
その4枚をライトルームで開いてみて、どれがどの程度の補正で、
明るくなるとか暗くなるとか、体験しておくと、次の撮影の時に、
どれぐらいの補正で撮ればいいかがわかると思います。
こればっかりは、カメラ、被写体も違うことですし、
各自の表現意図なので、僕が教えることはできません。
パスタの茹で加減、味付けの塩加減みたいなもので、組み合わせですね。
麺の種類、具の種類、季節で調理時間や方法も異なることでしょう。
たくさん撮影して、たくさん補正して、皆さんの好みの味が見つかりますように。
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by moonisup | 2007-10-05 22:32 | Photoshop


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