2007年 11月 10日
西へ550マイル・4 佐賀の夜
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有明海の夕日。
広い広い空の下、のんびりと。



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佐賀在住の友人が出張で上京したのが先月。
「たまには佐賀に遊びにおいでよ、バルーンフェスタが来月あるよ」
「ほんと?泊めてくれる?」
「いいよ」
まさか、本当に行くと思わなかったでしょ(笑)
バルーンフェスタは、ずっと前から見たいと思っていたんだ。

11月3日、土曜日の午後。
福岡から佐賀に向かうJRの車内アナウンスで、
「本日強風により、午後のバルーン競技は中止です」
と。
あらら、残念。

佐賀駅まで友人家族が迎えにきてくれた。
奥様とお子様達にご挨拶、
「はじめまして、おせわになります。」
「今日のバルーン競技中止だね」
「うん、残念、まあ明日もあるから。」
「海見に行こうよ」
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「ねえ、みて、虹だよ、たてに虹!」
車の中で子供達が窓の外を指さす。
こちらでは、まれに縦方向の虹が見られるのだとか。
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東与賀海岸に連れてきてもらった。
海の紅葉と言われているシチメンソウが、ちょうど満開時期。
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塩生植物のシチメンソウガ、遠くまでずっとずっと真っ赤な絨毯のように咲き誇っていた。
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有明海。
天気がよければ熊本まで見えるのだとか。

子供達が、
「いた、そこ!」
と声をあげる。
ムツゴロウが、ぴょん、とはねていた。
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さむくなってきたね
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空は高く広かった。
たくさんの深呼吸を繰り返した。
どたばたと働いていた日々が、遠いものに感じられる。

そして、日没後に、バルーンフェスタの会場へ。
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ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン(夜間係留)を見に行く。
夜になっても風はおさまらず、バルーン係留は中止。
バーナーの炎だけが大きく空を焦がしていた。
友人の子供に、カメラを渡す。
押すだけで撮れる設定にしてあげると、たくさん写真を撮っていた。
君たちが産まれる前からあるバルーンフェスタ。
毎年毎年のお祭りだから、
きっと君たちはこの日の夜の景色を忘れてしまうだろう。
でも僕はずっと覚えているよ。
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バンドの生演奏が終わると花火があがった。
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さて、晩ご飯を食べに行こう。
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佐賀県の名物・呼子のイカ。
こんなにおいしいイカ、初めて食べたよ、
脚がぴくぴく動いている!
イカシュウマイも、ゲソの天ぷらも、とってもおいしかった。
おなかいっぱい。
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バルーンフェスタの期間(一週間)、道路はどこも混雑するのだけど、
地元在住の友人は抜け道を熟知しているので、とても楽に移動できた。
感謝。

彼の車のiPodには、ご機嫌な音楽がたくさんつまっていた。
僕たちが知り合ったのは、もうどれぐらい前だろうね。
ストーンズやAC/DCのコンサートに一緒に行った。
会えば(会わなくてもメールで)いつもロックの話ばかりしていた。
同じ年齢。
産まれも育った場所も違うけど、僕たちはずっと離れた場所で、
それぞれ同じような音楽を聴いて育って、大人になった。
僕は仕事とか生きていくことの愚痴を散々彼に聞かせてきた気がする。
でも彼はそんな話しはまったくしなかった。
彼も彼の家族も、とてもあたたかかった。
芯の強さが僕なんかとは違うのだろうと思った。
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彼の家に戻り、子供達に「おやすみなさい」を言った後。
彼は、ウエルカムソングの'Hells Bells'を、
愛用のSGで弾いてくれた。
だらだらと夜中の2時までおしゃべりをした。
そして朝の6時に起きて、早朝のバルーンフライトを見に行く。
(つづく)
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by moonisup | 2007-11-10 21:13 | travel


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