2008年 04月 23日
千代田区三崎町 千鳥(ちどり) 器の店
a0003650_23135067.jpg
陽射しはさわやかで、着ていたジャケットが荷物になるような日に。
新しい器を買った。



a0003650_2315172.jpg
水道橋の西口を出ると、古くからの出版社や印刷所が点在している。
古いビルの二階にあるその店からは、首都高速下の外堀が見えた。
a0003650_232148100.jpg
店主は朗らかな笑顔でお茶をだしてくれた。
a0003650_2323950.jpg
器との出会いは、縁だと思う。
どんなに探しても見つからない時は見つからない。
そのことを忘れていた時のうほうが、かえって出会える確率は高い気がする。
a0003650_232530100.jpg
「急須をずっと探しているのです」
「あわてないことですよ。のんびり思っていればいつか見つかります」
店主の言葉には、背伸びして買うものではない、という響きがあった。
a0003650_23272592.jpg
この店には6名の作家の器が置いてある。
店主が前々から気に入っていた作家たちで、開店にあたり直接交渉したそうだ。
福岡、山口、岐阜、青梅、など。
a0003650_23285120.jpg
このカバンは。
売り物ではない。
a0003650_23294189.jpg
店主には、国際中医薬膳師という顔もある。
薬膳料理に造詣が深く、店にある器ーすり鉢などーのよい使い方を教えてくれた。
a0003650_2332054.jpg
ジャムも売っているのだ。
ここにあるジャムは砂糖ではなくて蜂蜜で煮込んだもの。
試食すると、上品な甘みで果物の味がきちんとする。

「ブログ見てますよ、ジャムきれいな色で作られていましたね」
プロの料理家ーしかも初対面ーに誉められて嬉しくないわけがない。
僕は照れ笑いをして、
(でもあの写真は派手にフォトショップで、、、)
という言葉は飲み込んだ。
a0003650_23343045.jpg
器には不思議な魔力がある。
吸いこまれそうになるたびに、いやいやうちにはもう置き場がない、
と踏みとどまる。
そして後悔するのだ、買っておけばよかったと。
大量生産ではない器は一度見逃したら二度と手に入らない。
a0003650_23362257.jpg
てっきり鉄だと思ったら、これも陶器だった。
すでに完売していて予約順番待ちになっていた。
a0003650_23372419.jpg
この店の時計は止まっている。
それは店主の意志なのだ。
a0003650_23401169.jpg
店に入って一瞥した時に、すぐにわかった。
きっと僕は今日この器を買うことになるだろうと。
店主と色々な話をし終えたのち、はたして僕はこれを買い求めた。
色よりも形よりも、とにかく手触りが気に入っている。

千鳥
千代田区三崎町3-10-5-201A
TEL.&FAX. 03-6906-8631
定休日不定休要確認。

:->

by moonisup | 2008-04-23 23:20 | goods


<< デジカメ講座 カメラの視度補正調整      スコーンはおいしい >>