2009年 01月 07日
自分が実際にこの目で見た時の感動が写真にはなかなか写らない。 我々は風景を目だけで見ているのではないからだ。 音。匂い。風。温度。湿度。 多くの感覚を総動員してさらには過去の記憶まで重ね合わせて見ている。 写真には音も匂いも過去の思い出も記録されない。 レンズの前にある光景だけを採光していく。 その場所での出来事を1カットの写真にすべて記録することなど不可能なのだ。 photoは光 graphは描く。 photographとは光で描くことであり、'真実を写す=写真'ではない。 息を呑むような景色を前にした時に、どんな眼差しでそれを見つめることができるのか。 どんな思いでシャッターを切るのか。 自分の描きたい世界観を具現化するために旅をして探して、光の瞬間をじっと待ち続けて撮る。 そして、自分の記憶をどこまで印画紙に描き込めるか。 僕には風景写真はとても難しい。 「刻の彩 –記憶の語り手達–」 会期:本日より~1月22日(木)まで 10:30-18:00 (最終日は15:00まで) 新宿三井ビル1階 エプソンギャラリーにて。 おすすめです。 エプサイトの地図はこちら。 伊藤さんのサイトはこちら。 (注・ギャラリー内は撮影禁止です、上記写真の撮影、ブログ掲載は許可をいただいています) :->
by moonisup
| 2009-01-07 00:38
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