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2011年 05月 26日
被災地ボランティアについて
ボランティアについて、いくつか問い合わせをいただきました。
とはいえ僕自身が初心者ですので、まずは参考になったリンクをご紹介します。

ボランティア活動について、場所、マナー、準備など、とてもわかりやすく丁寧に書かれています。
ボラ市民ウェブ


次に、ボランティア募集のサイト

NPO法人「ON THE ROAD/オンザロード」
様々なボランティアの募集要項、個人、団体、企業からの派遣にも対応。

日本財団

石巻市災害ボランティアセンター

被災地は広範囲に及び、どこも人が足りていないそうです。
昨日も被災地で活動している仲間から、「ボランティアの人数が減って大変」
というメールがきました。

また6月の上旬に石巻へ行く予定ですので、
その時期の活動をお考えの方がいれば、メール下さい。
情報交換などしましょう。
被災地ボランティアについて_a0003650_22525173.jpg


・現地への交通手段
東京ー石巻の例のみですが。
往路は車で、高速費とガソリン代で、約18000円。
(4人だったので、1人あたり約4500円)
復路は仙台まで友人の車で送ってもらい、
そこから新幹線で、10590円。
ETC割引や鉄道も各種割引がありますが時期と行き先で変わりますので、
JRや道路公団のサイトなどで調べてみて下さい。

車で行く場合は、必ずスペアタイヤの空気圧も確認して下さいとのことです。
がれき地域を走行して、パンクする車がとても多いそうです。
海沿いを走行する場合は、毎日満潮の時間を必ず確認して下さい。
満潮から1時間半から2時間後に、道路が冠水するところがあり、
車高の低い車ではスタックする危険があります。
また、夜間運転は極力避けてるようにと言われました。
道に不慣れなボランティアの車が交通事故を起こした事があったそうです。

・ボランティア保険
事前加入をおすすめします。
宮城県ボランティア活動総合補償制度
現地ボランティアセンターで加入できるところもあります。

被災地ボランティアについて_a0003650_22535933.jpg

・持ち物
これは活動内容で大きくことなるので、炊きだし活動の場合のみ書きます。
必須のもの
・マスク(料理中だけでなく、町での移動時も必要)
・エプロン(胸まであるもの、ポケットのあるもの。毎日洗濯していましたが、乾きの悪い日もあるので予備も)
・バンドエイド(大量の野菜を切る時、慣れている人でも指を切ることがあります。ポケット等、すぐに取り出せる場所に数枚あると便利です)
・手ぬぐい、タオル(複数枚)
・長靴(足場の悪いところ多し、また料理で水を使うので)
・バンダナ or 帽子(髪の毛を覆うもの)
・ハンドクリーム(一日炊きだしをしていると手が荒れます)

以上は必須、以下はあれば便利なもの

手入れされた包丁(現地の包丁は多くの人が使いくたびれているので)
ピーラー(大量の野菜の皮むきをするので、使いやすい物を。)
まな板(薄くて固く軽いもの。使用後に消毒スプレーを使うので木製でないもの)
シャープナー(現地の包丁は、かたっぱしから研ぎました。)

これらは活動が終わった後に、現地のお母さんたちに配るとどれも喜ばれました。

持っていけばよかったもの。
・やけどの薬


ボランティアセンターでの注意事項(センターにより異なります)
・アルコール類禁止(宴会合宿ではないので。みんな我慢していました)
・なるべくゴミを出さない。
・騒ぎすぎない
・消灯時間、起床時間の厳守
・毎朝のミーティングは絶対に参加(活動場所が日々かわるので)
・煙草は所定の場所で
・センターから一番近い避難場所(高台)を最初に確認。
 遠くに逃げるではなく高いところに逃げるように、と毎朝言われました。
・荷物にはなるべく名前を記入、ペットボトル、長靴など、類似物が多い物は特に。


「ボランティアに向いている人」
というのは、特にないそうですが、
寝袋でも眠れる、1日ぐらい風呂に入れなくても大丈夫、
酒を飲まなくても平気、テレビなくてもO.K.などだそうです。


注:ボランティアの要請は日々変化しているので、この記事の内容が、
後日見た時にあやまった情報になる可能性もあります。
行かれる方は各自で充分な情報収集をされて下さい。

by moonisup | 2011-05-26 22:54 | volunteer


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