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2015年 02月 02日
2045年問題
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昨年末から、2045年問題について書かれた本をいくつか読んで、
これが一番わかりやすかったです。
「2045年問題 コンピュータが人類を超える日 (廣済堂新書) 著:松田 卓也」
今から30年後に、人口知能コンピューターが人間を超えるという、
SFのようなお話。

スーパーコンピューターが、
超高速計算機なだけの存在ではなく、
世界中から集めたビックデータを解析することで、
急激な進歩をしています。
自動運転システムはすでに完成していて、
アメリカ大陸を無事故で運転可能。
世界金融投資取引の6割は、
コンピューターによる自動取引可。
IBMの医療診断ボットは、
医師が診断に数日かかる特異症例も数秒で診断できる。
これらは夢物語ではなくて、
すでに完成されていることだそうです。

この先コンピューターの進化は止まらず、
30年後の2045年には、
コンピュターが人類を超えてしまうという話。
ただ最大の落とし穴は、
この先、失業者は急増して、
世界が1パーセントの大金持ちと
99パーセントの貧乏人になること。
持続可能な経済を作らなければ、
技術発展の前に経済規模が縮小して、
技術発展が起こらない、
という問題にも触れられています。

「30年後」について、
子供と色々話しました。
18歳の意見は面白かった。
あまり悲観することなく、
明るい未来への希望も多くあります。
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by moonisup | 2015-02-02 22:00 | books


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