2022年 01月 27日
大好きな小説です。 主人公の秋山親子の家を探す散歩をしました。 (2022年1月10日) 駅前には松尾芭蕉像があります。 「おくのほそ道」スタート地点が、千住界隈とのことで。 すぐに回向院があります。 ここには吉田松陰や橋本左内らの墓所があり、 杉田玄白や前野良沢らがここで刑死者の腑分けに立会い、 「解体新書」始まりの地。 カール・ゴッチの墓もありました。 南千住の陸橋上からは、JR貨物の巨大操車場が見渡せて、 ひっきりなしの貨物の入れ替えなどが見られます。 隅田川に向かって歩いていくと、 この扉を自分で開けて、中に入ります。 献花、お参りが頻繁にある様子でした。 さて、今回の目的地。 「剣客商売」秋山大治郎の道場は、 「真崎稲荷明神社に近い木立の中」 と記述があり、 現在は東京ガスの施設でした。 白鬚橋のすぐ近くで、 石浜神社(浅草七福神)内に、真崎稲荷明神社があります。 この写真は、南側、スカイツリー、浅草側を撮ったものです。 ここから隅田川を北上します。 鐘ヶ淵まで徒歩30分ほど、この距離を小説で秋山親子は頻繁に行き来しています。 舟での行き来もよく書かれています。 「剣客商売」秋山小兵衛の隠宅は、 「橋場から大川を渡った寺島村」 と記述があり、 現在は首都高速の下、 あるいは都営住宅のあたりと思われます。 これは1km続く防災団地です。 洪水、大火災がおこると、それが降りて対応します。 ここの公園に、 榎本武揚像と、梅若塚があります。 能「隅田川」の梅若丸、 とっても救いのない話です、、、 鐘ヶ淵駅は、最近珍しい平屋地平駅 ここが今回のゴールです。 南千住駅から鐘ヶ淵駅まで、 距離はありましたが、見どころ満載の楽しい散歩でした。 お参りしながら、写真撮りながら歩いていたので、 2時間45分でした。 整理しますと ・松尾芭蕉「おくのほそ道」スタート地点 ・回向院で、吉田松陰、橋本左内、カールゴッチの墓参り ・JR貨物の巨大操車場 ・平賀源内の墓 ・白鬚橋 ・石浜神社(浅草七福神) ・真崎稲荷明神社 ・水神大橋 ・長さ1kmの防災団地 ・榎本武揚像 ・梅若塚(能「隅田川」) ・鐘ヶ淵駅 こんな感じです。 散歩につきものの買い食いは一切なかったです。 参考文献 ・「剣客商売」 著:池波 正太郎 新潮文庫 ・「池波正太郎が愛した江戸をゆく パート1(城東・下町篇)」 著:鶴松房治 朝日新聞出版 ・「池波正太郎が残したかった「風景」 (とんぼの本)」 著 : 池波正太郎 土屋郁子 重金敦之 近藤文夫 新潮社 次は王子編を載せます、かなりマニアックな池波さんぽになりました。 :->
by moonisup
| 2022-01-27 22:55
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