紙マッチ

・高校の先輩が、紙マッチの根元をちぎらずに片手だけで着火して、

火を消す時も蓋を使ってかっこよく消していました。

コツを教えてもらったんですが、指が熱くなるだけでうまくできませんでした。

・シャーロック・ホームズか何かで、左からちぎっている紙マッチを見て、

「持ち主は左利きだ」

っていうシーンがあった気がします。

でも左利きの友人にその話をしたら、

「左手で着火するけど、ちぎるのは真ん中とか端とかてきとうだよ」

って言われました。

・「タバコの空箱と一緒に、女の子の電話番号が書かれた紙マッチを捨ててしまった」

という小説があって、たしか村上春樹の作品だったはず。

でも本のタイトルが思い出せなくて、検索したらすぐにわかりました。

また読み返そうかと思っています。

・昔知り合ったデザイナーさんの名刺が紙マッチでした。

ノベルティ会社で自分用に500個作って、名刺代わりに使っているそうです。

かっこいいなと思って、僕も真似しようかと思ったんですが、

タバコを吸わないのでやめておきました。

・ヘビースモーカーの師匠が

「タバコの味は、マッチ、紙マッチ、ライターの順にうまい。ジッポでつけると一番まずい」

って言っていました。

隣にいた人がいつもジッポを使っていたので、

もしかしたら当てつけだったのかもしれません（笑）。

・紙マッチは2022年6月で日本国内の製造が完全に終了したそうです。

日本では「ブックマッチ」と呼ばれ、通常のマッチは「ボックスマッチ」と呼ぶんですね。

英語では「book matches」または「matchbook」と言うそうです。

でもブックマッチという人には会ったことがないです。

この写真の紙マッチは、親の家を掃除している時に見つけたもの

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