2007年 01月 26日
食べ物ブロガーのための、Photoshopエレメンツ、初心者向け講座です。 食べ物写真の補正方法を3回にわけて記事にしてみます。 その2回目・写真の色を変えてみましょう 1回目の明るさ補正の記事はこちら。 明るい部分はそのままに、暗い部分だけを補正する方法を書きました。 その次のステップ。 この記事で、明るさを変えたパスタの写真がこれです。 お皿の黄色かぶりを除去して白いお皿にしてみましょう。 「画質調整」「カラー」「カラーバリエーション」を開きます。 こんな画面が開きます 「原画」 開いた状態の写真です。 下の操作で補正をかけるとプレビューが右の「現在」に表示されます。 1.左下でどこを補正するか選びます。 「中間色」全体にかかる感じ 「シャドウ」暗い部部だけの色味を補正 「ハイライト」明るい部分だけの色味を補正 「彩度」次回説明します、今回はスルー 2.適用量で、どれぐらい色をかけるか、量を調整してみます と、まあ、説明よりも、実際に、3の色をクリックしてみて下さい。 どんどん色が変わっていくのが、右上の「現在」の画像で変化がわかります。 補正しすぎたら、「現在」をクリックするとすぐに戻るので何度でも試せます。 場所、適用量などを変更して、たくさん試して下さい。 右上の「OK」を押さない限り補正は確定されません。 (確定されてもヒストリー機能で戻れます) さて補正した写真がこれ さらにハイライト補正で明るくして、お皿を白くしました。 次に紅茶の写真 これも青みを除去します。 適用量を弱めに ブルーを弱くを2回 レッドを強くを1回 明るくを1回で変更できました。 画面をよくみて、どこの色を変更したいかを考えます。 ハイライト部分だけなのか、全体なのか、シャドウ部分だけか。 それは写真を撮った人の好みでご自由に。 上の写真が撮った状態。これだけではわかりにくいですが、青かぶりしているのです。 この青を弱くして黄色をのせると、下の写真になります。 どっちがおいしそうに見えるかは、好みだと思います。 その食べ物によって、「おいしそうな色」は異なります。 カニだったら、赤をたくさん加えるとか。 (カニ食いたいなあ、、) 自分の「おいしそうな色」が、判断基準です。 これは色の関係図です。 イエローを強くするとブルーが弱くなる。 グリーンを強くするとマゼンタが弱くなる。 シアンを強くするとレッドが弱くなる。 ブルーを強くするとイエローが弱くなる。 マゼンタを強くするとグリーンが弱くなる。 レッドを強くするとシアンが弱くなる こんなふうに、一周します。 これはかなり極端な例ですけど。 「ブルーを強く」で加わる色 「ブルーを弱く」で加わる色 が、わかると思います。 同じことですね。 これに色をつけるとこうなります 蛍光灯や水銀灯で夜景を撮ると、緑色になったりした経験がありますか? そんな時は、グリーンが強いのでマゼンタを加えます。 これはデジタル以前のフィルム時代も同じで、蛍光灯補正のフィルターはマゼンタでした。 最後に蛇足を。 これは3枚とも同じ写真です。一番上がオリジナル画像。 色を変えるだけで、撮影時間天候を変えることができます。 写真家なんて嘘つきですね(笑) 色補正に正解はありません。 たくさん撮ってたくさん操作して、楽しんで下さい。 次、3回目は、写真を鮮やかに見せる補正です :->
by moonisup
| 2007-01-26 11:23
| Photoshop
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