人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2007年 05月 30日
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2044473.jpg
以前、Photoshopで写真に文字をのせる方法という記事を書きました。
その応用編、文字を加工する方法です。



Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_20505460.jpg
「入力した文字を、スタンプ風に加工したい」
というご質問をいただきました。
文字そのものの加工はできますが、初心者には面倒なので簡単な方法を紹介します。

まず、フォントを探しましょう。
ネットで検索するとたくさんのフリーフォントがあります。
僕はここでよく見つけてきます。
dafont.com
ここには色々なフォントが7000以上あります。
(すべてがフリーではなくて、シェアウエアのものもあります。
 使い方は、各フォントの注意事項にそって下さい、特に著作権の問題は。
 営利目的に使えないものもあります。)

上の写真は、スタンプ風のフォントを使ったものです。
そのまま打っていますので、きれいに並びすぎています。
この列を崩してみましょう。

最初に、文字の間にスペースをいれておきます。
文字を離しておくと、後作業が楽です。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2184165.jpg
入力したテキストを、加工するのには、ラスタライズという処理が必要です。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2110318.jpg
文字レイヤーを選択してから、
メニューの「レイヤー」「レイヤーをラスタライズ」を。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21104288.jpg
なげなわツールで、任意の文字を選択します。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21112891.jpg
移動ツールで、文字を動かします。
角度も変更できます。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21114816.jpg
こんな感じ。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2112733.jpg
長方形ツールでも選択できます。動かすときは、必ず移動ツールで。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21123760.jpg
こんな風に文字を動かして均等に並べないようにすると、
スタンプで押したような感じになります。
選択・移動の作業をするときは、100パーセント表示で拡大した方が楽ですが、
全体表示でも確認しましょう。
文字作業をしていると、どんどん細かいところばかり気になります。
でも、カードを受け取った人は、作者ほどには細部をみないことが多いようで、
それよりも全体の印象が大事です。
木を見て森を見ず、にならないように(自分に言っています(^_^;))

次は文字をぼかす方法
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2115016.jpg
これは手書き風のフォントを利用しています。
この文字をぼやかしてみます。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2115234.jpg
やはり最初は、文字レイヤーをラスタライズ
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21154671.jpg
そして、文字をフィルターメニューの「ぼかし」「ガウス」で
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21161120.jpg
ガウスの半径の数字を適当に調整してみて、好みのぼけ具合で。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21163571.jpg
するとこんな感じ。
全体に、文字がぼんやりした感じになります。

この方法とは別に、ぼかしツールというのもあります。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21173289.jpg
左側のパレットの、「ぼかしツール」を使います。
適用量は、文字サイズにおうじて色々と変更してみてください。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21233295.jpg
部分的にこすると、こすったところだけが、ぼけて、
水でにじんだような感じになります。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_2124611.jpg
完成。
webでは、わかりにくいかもしれませんが、
カードサイズに印刷すると、一部分のぼかしと、全体ぼかしの差が、
はっきりとわかります。

こんなのもできます。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21243186.jpg
この写真は、子供が撮影したものです。
これに文字をのせて、雲と同じ色にして、流れるようにぼかしました。
これも、入力した文字をラスタライズしてから、
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21251986.jpg
フィルター、ぼかし(移動)で、調整しています。
Photoshop (エレメンツ)講座 文字の加工の仕方_a0003650_21262764.jpg
角度とか、ぼかす量も、好みで調整可能です。


今回の記事は、メールでご質問いただいたものです。
質問内容からは、すこしはずれましたが、この基礎がわかれば、
後はアイデア次第で色々な応用ができます。

入力した文字をラスタライズすることで、
切り取って動かしたり、色々なフィルターをかけたりできます。
遊んでみると、思わぬ効果ができます。
楽しいカードができたら、下さいね(^_^)
近々、ポストカードトレードの企画を行う予定です。
皆さんが作ったポストカードと僕が作ったカードをトレードしましょう。

今後、Photoshop講座は、質問がない限り、更新することはないと思います。
(質問はお気軽にメールとか鍵コメントで)
現在、ブログの写真はすべてライトルームでセレクト、補正、加工しています。
ブロガーには、本当におすすめのソフトなので、
ライトルーム講座を早く記事にしたいのですが、
えーと、なまけていてすんまそん。
:->

by moonisup | 2007-05-30 21:32 | Photoshop


<< ふたたび「北イタリアの食卓」      レモン味のマフィン >>