「ダカフェ日記」が写真集になりました

ダカフェ日記は、日本ブログ大賞2006受賞・一日3万アクセスの人気サイトです。
作者の森さんが、撮り続けている家族写真日記が、写真集になりました。



ダカフェ日記にある写真は、どこにでもある普通の日常風景ですが、
どれもが被写体に対する愛情と敬意にあふれている素敵なものばかり。

この本を眺めていると、昨年見た上田義彦氏の写真展の言葉を思い出します。
　「悲しみは忘却のかなたへ、ほほ笑みは写真の中へ。」
誰だって毎日笑って過ごしているわけではなくて、
悲しみも怒りもあるのですが、それでも幸せをだけを表現しつづけることに、
クリエイターとしての力量を感じるのです。「デジカメを買ったけど、撮るものがない」
という意見をたまに耳にします。
写真を撮るのに、'特別'はいりません。
あなたの部屋にあるもので充分です。
ダカフェ日記も、ほとんどが自宅での写真です。
どんな被写体でも敬意と愛情をこめて撮影すれば、
素敵な写真になります。
あなたの日常は、他の人には非日常ですから。子供の写真を撮る方はたくさんいらっしゃいます。
あなたが撮っている子供の写真、誰に見せたいですか？
離れて暮らしている、祖父母や親戚のため、そして友人に見せるため。
それも素敵なことです。
僕も子供の写真を、祖父母に送ったりしています。
でも、僕はずっと、子供の写真を子供のために撮っています。
僕が撮った子供の写真、これを一番見せたいのは、
10年後20年後の彼です。

ダカフェ日記を見ていると、ますますそんな気持ちが強くなります。
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