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2009年 03月 18日
冬の福岡へ 06 雨の午後はヤバイゼ
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冬の海辺で、牡蠣を炭火で焼いて食らう。



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早朝の漁港から戻り、朝食を食べ終わる頃から雨。
太宰府に行く計画もあったけれど、、、
「雨ですね」
「残念ですね」
「せっかくなのにね」
「しょうがないね」
「じゃあ、一日食べ続けますか」
というわけで、
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燃えさかる炭火のある海沿いの小屋へ。

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福岡名物・牡蠣小屋。
自分で食材を選び会計、あとは各自焼いて食って片付けるべし。
大根も自分で(くーさんが)おろします。
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福岡の食事は北斗神拳に似ています。
美味しい物(奥義)が次々に出てくるのです。
そして、天破の構えから天破活殺(秘奥義)が出て終わりかと思ったら、
まだ最後には、無想転生(究極奥義)がある。
こんな感じで、つくづく底の見えない土地です。
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tsさんに、教わった奥義、
「猫舌でも焼きたての牡蠣を食べる方法」
焼きたて牡蠣に大根おろしをいれるという荒技。
もうね、いくらでも食えます。
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サザエの壺焼きに、醤油をたらして焼きます。
猫手なので焼きたては触ることができなくて、くーさんがばらして下さいました。
おいしい魚介類でおなかいっぱい、それでも最後のタマネギが甘くて箸が止まらず。
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食べるのに夢中で牡蠣小屋全景の写真はありません。
砂浜の上に簡易的な小屋。
炭火の煙がこもらないように、窓は開いていて寒いのです。
雨漏りもところどころしますが、安い旨いので気になりません。
最後片付けをして、ごちそうさまでした。
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ゆうこさんは飛行機の時間が早いので、昼食後に先にさよなら。
また東京で会いましょう。
彼女を空港まで直通の駅で見送って、その後一行は、
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杜氏のおられる場所へ
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杉能舎(すぎのや)
ちょうど蔵開きの日でした。
利き酒して、日本酒を買っちまいました(これが帰り空港でとても重かった)
運転しているtsさんは飲めなくて、彼はつらそうでした、すんません。
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まだまだ雨は降り続けます。
魚貝食べて、酒飲んで、次はお茶。
海沿いのカフェに移動。
晴れていたら、夏に来たら、さぞや素敵なのでしょうね。
冬の雨も、それはそれで趣がありますが。
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いやー、おなかいっぱいの筈なんですけどね、、、
ケーキ食いました、、、
笑いながら話をしていると、あっというまに夕方。
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前回はワークショップを終えた翌日の朝便で帰京して、
まったく福岡観光ができなかったので、今回は日曜日の夜便にしていました。
あいにくの天気ではありましたが、楽しく美味しい福岡を満喫。
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「帰りの便は?」
「20時福岡発、21時半羽田着です」
「夕飯は?」
「空港で何か軽く食べますよ、さすがにお腹あまり減っていないし」
「おいしいうどん屋さんがあるとよ」
「え、、、」
「食べていかんと?」
「でも、みなさん入ります?食べる余裕あります?」
全員無言のまま大地という店へ。
もはや修行の様相を呈していました。
でもね。
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「ほう、そんな奥義もあったのか(談・ラオウ)」
という美味しさで、残さずたいらげた野菜天ぷらうどん。
ゴボウが最高でした。

そして日も暮れた頃、地下鉄の駅まで送っていただき、
再会を約束して皆さんとおわかれ。
重いお腹と荷物を抱えて福岡空港まで地下鉄で。
飛行機は大幅に遅れ、帰宅したのは夜の0時近くになりましたが、
それでもまったく空腹感はなかったのです、食べ過ぎ。
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年末、ゆうこさんと、
「どうして福岡何度もいきはるん?福岡の魅力ってなに?食べ物?」
「食べ物もだけど、人。」
という会話をしました。
後日彼女から、この意味がわかった、とメールが届いのたでした。

いつも快く泊めて下さり、おいしいものをふるまってくださる、くーさん、tsさんご夫妻

そして、お天道様と箸がいつでもついて回るmangobanapako2さん
ご自分は参加されないにもかかわらず、
毎回ワークショップ会場を快く提供して下さり、本当にありがとうございます。
ブログを通じて知り合ったこの二人がいなければ、ワークショップはもちろん、
福岡に行くことすらなかったのかもしれません。
昔から旅は得意ではなくて、ガイドブックを見るのが大の苦手。
そんな僕が何の下調べもしないで美味しいものにありつける、
毎度毎度の望外の幸せにただ感謝するばかりです。
そして福岡ワークショップでお会いしたすべての方へ。
ありがとう、また会いましょう。
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by moonisup | 2009-03-18 12:53 | travel


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